第4章 S2Aop.Ruby リファレンス

目次

4.1. S2Aopの概要
4.1.1. AOPを考える上でキーとなる概念
4.2. S2Aop 使用上の注意点
4.3. S2AopFactoryを用いてAspectする
4.4. S2ApplicationContextを用いてAspectする
4.5. S2Aopで用意されているInterceptor
4.5.1. TraceInterceptor
4.5.2. Interceptorを実装する
4.6. MethodInvocation API リファレンス

4.1. S2Aopの概要

AOPとはAspect Oriented Programmingの略で、複数のクラスに分散するロジックをモジュールとして抽出し、外側から織り込む手法です。

4.1.1. AOPを考える上でキーとなる概念

Advice(Interceptor). 

プログラム中に挿入されるコードを表します。Interceptorと呼ばれることもあります。

Joinpoint(MethodInvocation). 

対象となるクラスとAdviceを結合するポイントを表します。 AdviceはJoinpointから引数やメソッドの情報を取得することができます。

Pointcut. 

どこにJoinpointを設定するのかを定義します。

Aspect. 

AdviceとPointcutを関連付けます。



© Copyright The Seasar Foundation and the others 2008-2009, all rights reserved.